2010/06/26
Angel Beats! 13話 「Graduation」 感想


最後に残された者達によるたった5人の手作り卒業式。
5人以外のメンバーについては、あまり時間を割けないだろうと
覚悟してはいたのだけど、まさかの全カットとは思わなかった。
この辺はどうしても、尺が足りないから仕方なく削らざるを
得なかったという感じがしてしまって勿体無かったな。
これなら前回逝ったガルデモメンバーやチャーの方が
まだ消える時の描写があっただけマシだったのかもしれない。
2期とは言わないので小説なりゲームなりで補完してくれる事を希望。
卒業式のシーンはある種、茶番というかおままごとのような雰囲気が
寂しさをより際立たせるような気がして面白かった。
個人的には、最後の音無と天使ちゃんの告白より
ゆりっぺと天使ちゃんがまるで姉妹のように
仲良くしている所にグッとくるものがあったなあ。
私はこういうシーンをもっともっと見たかったんだ。
【総評】
この作品を評する時に「MAD的」という言葉がよく使われるけど
確かに、他の人の感想読んでてもそれぞれみんな楽しんでいる
ポイントが違っているのが興味深かった。
特定のキャラ萌えに楽しさを見出す人もいれば、
先の読めない展開を評価している人もいたし
感動話やギャグが好きで見ているという人や
ガルデモの演奏シーン等、PAの作画に注目している人もいた。
共通しているのは、BGM含めた音楽が良いという事と
天使ちゃんマジ天使という事くらいですかね。
とにかくこの作品は万人に受けるような取っ掛かりを
たくさん詰め込んだ作品だったんだと思う。
ただ、その分一つ一つの要素の掘り下げにまでは
手が回らなくて不満を漏らす人も出てきてしまった訳だけど
結果的に多数の視聴者を取り込めて
制作者の目論見としてはほぼ成功していたんじゃないかなあ。
個人的な感想としては、感動物として期待していた分
ダイジェスト的展開に物足りなさを感じる部分もあったけど
そういったこの作品を取り巻く環境も含めて
最後まで興味を持って見続ける事ができた作品でした。
あと、天使さんはマジ天使。
麻枝さんにはこれで終わりにせずまたアニメを作って欲しいと思います。
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テーマ:
Angel Beats! -
ジャンル:
アニメ・コミック