サボテンロボット

★★★★★★★★★☆（9：素晴らしい！）


ふたば風邪を引く、丸井家に猫が来る、やべっちの家庭訪問、
みっちゃん福引で遊園地招待券を当てるの4本。
最終話ということで今回は全て三つ子メインのエピソード。

最初のふたばが風邪を引く話は、珍しくふたばが普通の服を着ている
話だったのだが負オーラのせいでイマイチ貴重さが伝わらないのが不憫だな。
格好や言動で隠れているだけで美少女度では三つ子の中でも
かなり物だと思うのだが二期でその辺のフォローはあるのかどうか。
ひとはの場合は本人より周りの変わり様に笑った。
しかし、普段は霊と間違われているくらいの扱いなのに
風邪の時だけチヤホヤされても腹立つわな(笑)

ラストの福引の話は、前回の予告で最終話だからといって
特別な事はしないと言っていただけにすっかり騙されてしまった。
あの話は原作だと本当にみつば一人だけ遊園地に行けないまま
終わっちゃうんですが、わざわざオリジナルの
特別EDまで作ってみつばを救済しているあたり
スタッフの雌豚に対する愛情を感じられてよかったなあ。
チケットがある事を知って一瞬嬉しそうな顔をした後、
なお意地を張り続けるみっちゃんを、ふたばが強引に手を引っぱって
連れて行く所も三姉妹の細かい関係性を捉えていて
完全オリジナルとは思えない見事さだった。
そして最後は提供絵による安心の職質オチで締める所も流石。
いい話と酷いオチ。
これぞみつどもえの醍醐味というべき素晴らしいラストだったな。

【総評】
原作も好きなんだけどアニメもとても楽しめました。
こういうブログやってるとどうしても
色んな事を考えながらアニメ観るようになっちゃうんだけど
みつどもえについてはあれこれ難しいこと考える事もなく
観終わった後、純粋に面白いなあという感想が
真っ先に浮かんでくる作品でした。

まだまだエピソード的には面白いものが一杯残ってて
むしろキャラが出揃ったここからが本番という感じなので
一月からの二期開始も楽しみに待ちたいと思います。

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★★★★★★★★★☆（9：面白かった！）


サブタイトルの通り、ひとはと友達になりたい宮下さんの想いと
しょうがない隊の佐藤への恋心がひたすら空回りする話。
こういう三つ子以外の脇キャラがメインのお話でも勢いが落ちないのが
みつどもえの強味だと思いますね。今回も面白かった。

宮下さんは基本的に面倒見が良くて常識人なんだけど
自分が周りよりもまともだと思ってる事が
会話や行動に出ちゃうのが鬱陶しがられる理由なんだろうなあ。
その割にはどこか大事な所が抜けているというか
今回も下手に通ぶろうとして墓穴掘っちゃう辺りが素敵でした。

「それでも私はガチレンジャーが好きでしょうがないの！」
ただまあそんな宮下さんのおせっかいのおかげで
遂にひとはにも同学年のガチレン友達ができる事に。
思えば一話のフルーツバスケットでは「私の友達」と言っても
みんな顔を逸らすくらい恐れられてたけど、最終話を前にしてようやく　
ひとはもクラスに馴染んできたなあと感慨深いものがありましたよ。

しょうがない隊は今回も色々と強烈だった。
佐藤が好きだから付き合いたいとかじゃなくて
魂を共有したいというのがもう何か凄いよ。小学生の発想じゃないよ。

次週はいよいよ最終話。
原作に最終回っぽいエピソードなんてあったかなあと思ってたら
予告で特別な事は何もしないと先に言われてしまいました。
まあ二期も決定してる訳だしそれで良いんじゃないかと思います。
最後まで思いっきり楽しむぞー。

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★★★★★★★★☆☆（8：面白かった）


携帯バイブで昇天、杉崎ママン登場、
二代目ガチベルト、包帯で拘束拉致プレイの4本。

1本目は携帯を腹につけるシーンの絵面がいかがわし過ぎて笑った。
後、服から垂れる下っ腹の描写が非常に生々しくて良かったなー。
小学生なんだからあれくらい気にせんでもと思うのだが
朝ご飯抜いたりとか地味に努力してる所が可愛らしいです。

杉崎ママンは井上喜久子さんでしたか。
みっちゃんが引くくらいドＭな彼女は多分作中一番の変態さん。
オチの所はちょっと改変されてましたね。
原作だと「家来」じゃなくて「奴隷」だったんだけど
規制に引っ掛かったのかな。「下僕」なら前にみっちゃんが
言ってたような気もするんだが、細かい決まりがあるんだろうか。

「大人のくせに！いい加減卒業するべきだよな、ろくでもねえ。」
おいやめろ。なんなんだよ！この無性に胸に突き刺さる一言は。
いいじゃないか、いい歳こいてアニメ観たって！
アニメを愛する心に卒業なんてないんだよ。

ラストの話は、「生きてて良かった！」の後の
みっちゃんと杉崎の声にならない悲鳴に爆笑。
声優さんもいい仕事してるなあ。

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★★★★★★★★☆☆（8.5）


龍太登場、みっちゃんマジ雌豚痴女、
ガチレンベルト壊れる、みっちゃん風邪を引くの４本。
サブタイトルの「ＸＸＸになる」は規制がかかってたらしく
AT-Xとかだとちゃんと「ちぢょになる」だったらしい。
ただ本編では思いっきり痴女って言いまくってたから意味ないけどな！

本編の方は、またしてもみっちゃんフルぼっこの回だった。
みっちゃんが酷い目に合う話は安定して面白いな！
あと、何気に杉崎とみっちゃんの絡みが多い回でもあった。
なんだかんだで休んでる相手の為にプリント届けようとしたり
お見舞いに行ったりとこの二人は仲良いですよね。
クリームが乗ったプリンが好物という所まで
ちゃんと把握している杉ちゃんは流石天然ストーカーだな。

「なんでだよ！ママはなんでも買ってくれるんだぞ！」
「もう・・二度と買ってもらえないかもしれないのに・・」
丸井家の母については今まで触れられなかったけど
こういう何気ない所でふっと入れてくる辺りがにくいです。
萌えアニメとかでたまに母親が出てこない作品もあるけど
この作品は本当に「居ない」から出てこないんでしょうね。
だからこそ、ひとはは人一倍家事を頑張ろうとしてるし、
ふたばはあんなにもおっぱいに執着してるし、
みっちゃんは自分が妹を守るお姉さんじゃないと
いけないと思ってるんでしょう。
その辺の詳しい事情については、知りたいという欲求もあるけど
このまま触れないでいて欲しいという気持ちもありますね。
だって、今のままでも十分三人は日々を楽しんで生きてますから。

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★★★★★★★★★☆（9：面白かった！）


千葉氏のエロ技開発、血のクリスマス、パンツ新年、
ドラム缶風呂、ふたばでアイスボーリングの５本。

いつもは４本で1話構成の所を今週は５本、
しかもオリジナルコーナー付きだったからか
普段に比べると若干早いテンポでネタが進んでいた印象。
個人的にはこれくらいが丁度いいかなあ。

あとは無声映画を観てるかのようなドラム缶風呂の映像や
クラシックを流しながらふたばが氷上を滑る特別EDなど
今までにはなかった実験的な試みがみられた回だった。

特にドラム缶風呂の話は単純に音楽を流してる訳ではなく
しっかり画面とシンクロさせるなど完成度の高さに驚かされた。
実は原作のコミック版ではラストだけ台詞があるんだけど
そこをカットし最後まで無声で通して
ちょっといい話風に締めたのも良い改変だったなあ。
今週はアニメならではのみつどもえの楽しさを表現していて
とても良かったと思います。

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★★★★★★★☆☆☆（7.5）


ドロケイ、チクビの浮気、ゴキブリ、デパートで迷子の話。
体育倉庫に閉じ込められる話とか、ふたばが迷子になる話は
途中までは普通に感動的な流れだったのに
最後のオチでなにもかもが台無しになるのが楽しい。
「ぶわぁーか」の所はみつば役の高垣さんも
ひとは役の戸松さんもリアルに小憎たらしくて良かったなあ。
あと妹想いのみっちゃんが天使のような可愛さで和んだ。

迷子の話は、ふたばが男の子を連れまわしてる時に
バックでふたばのキャラソンが流れてたんだけど
ずっとパイパイ言ってて頭がおかしくなりそうだった(笑)

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