2009/11/23
「青い文学」シリーズ1時間SP 「こころ×DEATH NOTE」 感想
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

むーん・・流石にこれを2話でやるのは無理があったんじゃないかな。
今週は1時間SPという事で、夏目漱石の代表作「こころ」を先生視点で
描いた「こころ 夏」と原作に無いK視点で描いた「こころ 冬」の二本立て。
視点を変えて見せるやり方自体は悪くないと思んですけどね。
最初Kの体が異様にデカ過ぎるだろうとビックリしたけど
あれは先生がKに対して抱える劣等感故にそう見えているという事ですよね。
あと雨の坂道をすれ違うシーンでのお互いの見え方の違い等
アニメという媒体を生かして映像で色々表現しようと
しているように感じられたのは良かったと思います。
ただ展開が速すぎて話その物が薄味になっている感は否めなかったかな。
あとご存知の通り「こころ」は上中下の三部より成り立っているのですが
アニメの方は下に当たる「先生と遺書」の一部分だけを抜き出しているので
見終わった後の印象が小説とかなり違っていて戸惑った。
お嬢さんが実はKの方に惚れていたり、Kの自殺の理由が失恋の為といった
原作には描かれていない描写は、独自の新解釈というよりは
あの時間内でまとめる為の苦肉の策に思えたんだが実際はどうなんだろう。
ちなみに題名が「こころ×DEATH NOTE」となっていますが、
内容と全然関係ない「DEATH NOTE」の名前を使う意味がわかりません。
「こころ×小畑健」でいいじゃない。


むーん・・流石にこれを2話でやるのは無理があったんじゃないかな。
今週は1時間SPという事で、夏目漱石の代表作「こころ」を先生視点で
描いた「こころ 夏」と原作に無いK視点で描いた「こころ 冬」の二本立て。
視点を変えて見せるやり方自体は悪くないと思んですけどね。
最初Kの体が異様にデカ過ぎるだろうとビックリしたけど
あれは先生がKに対して抱える劣等感故にそう見えているという事ですよね。
あと雨の坂道をすれ違うシーンでのお互いの見え方の違い等
アニメという媒体を生かして映像で色々表現しようと
しているように感じられたのは良かったと思います。
ただ展開が速すぎて話その物が薄味になっている感は否めなかったかな。
あとご存知の通り「こころ」は上中下の三部より成り立っているのですが
アニメの方は下に当たる「先生と遺書」の一部分だけを抜き出しているので
見終わった後の印象が小説とかなり違っていて戸惑った。
お嬢さんが実はKの方に惚れていたり、Kの自殺の理由が失恋の為といった
原作には描かれていない描写は、独自の新解釈というよりは
あの時間内でまとめる為の苦肉の策に思えたんだが実際はどうなんだろう。
ちなみに題名が「こころ×DEATH NOTE」となっていますが、
内容と全然関係ない「DEATH NOTE」の名前を使う意味がわかりません。
「こころ×小畑健」でいいじゃない。
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