刀語 第01話 「絶刀・鉋」 感想
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12ヶ月連続で発行された西尾維新の原作小説を
同じく12ヶ月かけて1話1時間でアニメ化するという
中々思い切った企画。ちなみに原作小説は途中まで既読。
面白くない訳ではないのですが、1冊千円以上する
価格のせいで全部は買い集められてないんですよね。
1話となる今回は七花ととがめの出会いと
第一の変体刀の絶刀「鉋」入手まで。
原作読んでる時はそんなに思わなかったんだけど
アニメで見るとやっぱ会話シーンの多さが気になったか。
Aパート、というか1時間番組だから前半の30分は
殆んど喋ってるだけで終わってしまいましたからね。
いくら会話劇の楽しさが魅力の一つとは言え、
多少は展開に抑揚をつけて欲しかったかな。
ただ、声優さんの掛け合いは非常に良かったですね。
蝙蝠役の鈴木千尋さんもノリノリで楽しかったですが
特にとがめ役の田村さんが印象的だったな。
凛とした声から子どもっぽい所まで予想以上にハマっていて
これだけでも最後まで見続ようという気になりましたよ。
原作準拠のキャラデザはどうも巷では不評みたいですが
個人的にはやはり西尾維新といえば竹キャラなので
動いている画を見るのは感慨深かったり。
何気にカラフルな彩色も原作っぽさが出てて好印象だったな。
ただまあシンプルなデザインなのは確かなので
あまりアップは多用しない方がいいのかなーとは思ったけど。