ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(ソラノヲト) 第10話 「旅立チ・初雪ノ頃」 感想
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リオがセーズの砦を去る話。
悲しい別れではなく旅立ちなのがポイントなのでしょうね。
カナタがリオを見送る際のやり取りなんかを見ても
悲しさより前に進む力強さを感じられたのは良かった。
ただ、リオは結局どうするつもりなんでしょうかね。
父を許して国を救う為にイリアの代わりに敵国に嫁ぐつもりなのかな。
それとも父親に対してなんらかの決着をつける為に帰るのか。
ともかくこれでリオの出番が終りという事はないと思うので注目したい。
一方のマダムの話は私にはどうもしっくりこなかったな。
いくら本人が幸せだったと口にしたとは言え、
30年もの長い間、息子とも愛する人とも会う事ができずに
最後は妄想に囚われて一人消えるように死んでしまった彼女を見て、
リオは本当にマダムが幸せだったと感じたのだろうか?
私にはむしろ、自分の事を幸せだと思いこまないと
正気を保って生きていけない位に、30年という年月がマダムに
重く苦しく圧し掛かっていたのではないかと思えてしまった。
まあ本当の所は本人にしかわかないので
第三者がとやかく言っても仕方のないと言えばそれまでですが。