サボテンロボット

★★★★★★☆☆☆☆（6）


2010年春アニメ第2弾は「Angel Beats!」
脚本：麻枝准、監督：岸誠二、作監：平田雄三と、スタッフが
好きな人ばかりなのでかなり期待していた作品なのですが
1話の段階では手放しで面白かった！とまではいかず
まだまだこれからといった感じでしょうか。

まあ最初だから説明台詞が多くなってしまうのは仕方ないのかな。
既に死んでしまった後という世界観や神に抗う集団等々
今の所はどこかで聞いたことのある話の域を出ていないのだが
麻枝さんの本はリトバス等、尻上がりに盛り上がってくる印象があるので
シナリオの「泣き」の部分には正直あまり心配していない。

反対に、岸監督の「瀬戸の花嫁」「サンレッド」で爆笑し、
麻枝さんの「CLANNAD」でも大いに笑わせてもらった自分としては
「笑い」の部分がかなり上滑りしているように思えたのが気になった。
岸監督のコンテがまだちょっとテンション低いのかなあ。
戦線の名前を大喜利形式でみんなが考えるところも
キャラの台詞だけでなくもっと画で見せるようにした方が
良かったんじゃないだろうか。

映像的には、戦闘シーンやライブシーンは前評判通り
よく動いてたし、迫力もあって良かったと思うが
日常パートのキャラ作画がおざなりになってたりとチグハグな印象も。
背景のモブの動きとかも大変な事をやってるのはわかるのだけど
なんか力を入れるところを間違っているような。
まずはメインのキャラをしっかり描いて欲しいな。

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