四畳半神話大系 第1話 「テニスサークル「キューピット」」 感想


「人恋しさに、負けてたまるか!」
「マインド・ゲーム」の湯浅政明が森見登美彦の原作小説をアニメ化。
バラ色のキャンパスライフを夢見ながらも、悪友の小津のせいで
暗黒の2年間を過ごしてきた「私」が縁結びの神様と出会う事で
黒髪の乙女の明石さんとの恋に目覚める話、になる模様。
原作は未読ですが、同作者の「夜は短し歩けよ乙女」は既読。
シリーズ物という訳ではないみたいですが、
同じ名前のキャラが出てきたりと微妙な繋がりはあるのかな。
理屈っぽいけど恋に臆病な主人公や酒豪なヒロイン、
京都を舞台としたちょっとレトロな世界観など
色々共通点も多くて興味深かったなあ。
映像的には、超極端なパースやグニャグニャと動く作画、
サイケデリックな色彩調など監督の湯浅政明の個性が
色濃く出ていて面白かった。
そして更にそこに早口&膨大な量の台詞が加わることで
独特のドライブ感というか勢いが生まれていた印象。
さながら自分が劇中の主人公になったかのように
否応がなく不思議な世界に巻き込まれていく感覚といましょうか
とにかく30分が息をつく暇もなくあっという間に感じました。
悪く言えばかなりクセのある作風なので、人は選ぶだろうけど
ハマれば病みつきになる作品だと思います。
個人的には第一印象はすごく良かった。
No title
いつも楽しく拝見させてもらってます。
個室居酒屋をやっているのですが、
良かったらサイトに遊びに来て下さい。
これからも更新楽しみに待ってます!