迷い猫オーバーラン! 第6話 「迷い猫、困った」 感想


これ、一番迷ってるのは製作者なんじゃなかろうか。
一応このブログの基本方針として、なるべく作品の悪い所よりも
良い所を見つけて感想を書くというスタンスでやっているのですが、
今回の話に限っては、やる気の無い作画に投げやりな脚本と
正直まともに観るとあまり褒める所が無かった印象。
まあ最後のPVとかB級ネタアニメとして割り切ってみれば
楽しめない事もないのですが、ラストの5分くらいまでは
本当に退屈でどうしようかと思ったよ。
監督が交代制というのを最初聞いたときには
それぞれの監督が互いを意識したり張り合ったりして
凄いものが出てくるんじゃないかと期待してたけど
やはり1話しか担当しないと言うことはそれだけ
作品に対する思い入れも少ないだろうし色々難しいのだろうか。
その上、今作の場合は原作の都合もあるわけだから
何でもかんでも好き勝手にやる訳にもいかないという事で
余計中途半端な仕上がりになっているような気がする。
やっぱこういう企画はオリジナル作品でやるべきだったと思うなー。
監督交代制自体は面白い試みだと思うだけに、
今後こういう事をやる機会が失われるかもしれないのは少し残念。