おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第12話 「9回」 感想
![おおきく振りかぶって 1 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41V3Z7JpoDL._SL160_.jpg)
![おおきく振りかぶって Vol.6 【通常版】 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51S7SIDb2tL._SL160_.jpg)
![ベスト・オブ・おおきく振りかぶって ~夏のスコアブック~ 【完全生産限定版】 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51PJUxwCSBL.jpg)
美丞大狭山戦、決着。阿部退場というアクシデントが
あったとは言え、全力を尽くした上での完全な力負け。
私は原作既読派なので、2期が1クールと聞いた時に
西浦が負ける試合で終わってしまって、盛り上がり的に
大丈夫なんだろうかと心配だったけど全くの杞憂だったな。
最後モモカンの「早く帰って練習するよ!」の声に答える時の
西浦ナインの頼もしい顔には不意を突かれてちょっと泣けてしまった。
今回は負けてしまったけど、このチームは必ずもっと強くなるという
前向きなベクトルを感じられる敗戦だったと思う。
「俺が大丈夫ならみんなも大丈夫。俺はエースなんだ。」
「怖がったり、尊敬してるだけは、バッテリーじゃない。」
この試合で、一番成長したのは間違いなく三橋ですね。
捕手のサインに首振ったり、チームメイトが意気銷沈してる時に
率先して声出ししたり、当たり前の事なんだけど
昔の三橋なら考えれないくらいものすごい進化。
特に「ワンナウトー!」の所は代永さんの演技も凄くて
思わず目頭が熱くなってしまったよ。
で、そういった心理ドラマを大きく盛り上げていく一方で
試合の結果に対してはあくまでシビアな目線を崩さない
スタンスがこの作品らしいなあと。
和田にホームランを打たれて茫然とする西浦ナイン、
全力疾走でヘッドスライディングしても塁に出れない沖、
あとワンナウトで静まり返る応援席の空気、ラストバッターに
初心者で今まで控えだった西広を持ってくる展開の容赦の無さ、
どれもずっしりと胸に残るくらい残酷なんだけど、
だからこそ、そんな彼らから目を離す事はできない。
負けるにしても最後までこいつらを応援してやりたい。
そういう気持ちになるって実際のスポーツ見てても中々無いのに
アニメでそれができるってのは本当に凄い事だよなあ。
No title
三橋は大きく成長しましたよね。
阿部君にとってもバッテリーの関係を見直すいい機会になったし、他のみんなだって、それぞれ自分の力不足を感じて悔しい思いをしたでしょう。
ピンチが人を成長させることもあるし、負けて得る物だってある。
西浦にとっては収穫の大きい敗戦だったと思います。
今後の西浦の飛躍を想像するとワクワクしてきますし、原作のストックが貯まったら、またアニメ化して欲しいものですねー。
No title
コメントありがとうございます!
>西浦にとっては収穫の大きい敗戦だったと思います。
そうですね。ましてや西浦はまだ全員一年生ですからね。
この悔しい思いをバネにして更に成長して欲しいと思います。
しかし、原作で読んだときはショックで呆然としてしまって
負けた事への悲しい気持ちの方が大きかったのですが
改めてアニメで観ると非常に前向きな気持ちになれて驚きました。
>原作のストックが貯まったら、またアニメ化して欲しいものですねー。
三期は是非ともやって欲しいですねー。
ただ、この後の原作の展開を考えると若干アニメ化し辛いのかなと
ちょっと心配してたりもします。うーん、やって欲しいなあ。