みつどもえ 第12話 「君に届かない」 感想


サブタイトルの通り、ひとはと友達になりたい宮下さんの想いと
しょうがない隊の佐藤への恋心がひたすら空回りする話。
こういう三つ子以外の脇キャラがメインのお話でも勢いが落ちないのが
みつどもえの強味だと思いますね。今回も面白かった。
宮下さんは基本的に面倒見が良くて常識人なんだけど
自分が周りよりもまともだと思ってる事が
会話や行動に出ちゃうのが鬱陶しがられる理由なんだろうなあ。
その割にはどこか大事な所が抜けているというか
今回も下手に通ぶろうとして墓穴掘っちゃう辺りが素敵でした。
「それでも私はガチレンジャーが好きでしょうがないの!」
ただまあそんな宮下さんのおせっかいのおかげで
遂にひとはにも同学年のガチレン友達ができる事に。
思えば一話のフルーツバスケットでは「私の友達」と言っても
みんな顔を逸らすくらい恐れられてたけど、最終話を前にしてようやく
ひとはもクラスに馴染んできたなあと感慨深いものがありましたよ。
しょうがない隊は今回も色々と強烈だった。
佐藤が好きだから付き合いたいとかじゃなくて
魂を共有したいというのがもう何か凄いよ。小学生の発想じゃないよ。
次週はいよいよ最終話。
原作に最終回っぽいエピソードなんてあったかなあと思ってたら
予告で特別な事は何もしないと先に言われてしまいました。
まあ二期も決定してる訳だしそれで良いんじゃないかと思います。
最後まで思いっきり楽しむぞー。