サボテンロボット - 話数単位で選ぶ、2010年TVアニメ10選
今年はkarimikarimiさんの「話数単位で選ぶ、2010年TVアニメ10選 」という
企画が面白そうだったので勝手に乗っからせて頂きました。
ルール
・2010年に放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
以下、思いついた順番で並べています。
(クリックすると当時の感想に飛びます。)
・ストライクウィッチーズ2 第6話「空より高く」
(脚本・コンテ・演出:佐伯昭志)
好きなエピソードと言われて真っ先に浮かんだのがこれ。
今年も劇中で挿入歌を流すアニメはたくさんあったけどこれが一番印象的だった。
戦闘のスケール、話の盛り上がり、ラストの余韻と
どれをとっても高いレベルで纏まっている素晴らしいエピソード。
・世紀末オカルト学院 第6話 「文明の道程」
(脚本:綾奈ゆにこ、コンテ・演出:中村亮介、作監:細居美恵子)
中村亮介さん、細居美恵子さんによる端正な作画が堪能できる回。
「魍魎の匣」「青い文学シリーズ」でもそうだったけど
この人達の書く画には妙な色気があるんですよね。
何気にお話の方も最後まで先の読めない展開で楽しい。
あと、こずえ役の花澤さんの怪演が光る回でもあります。
・おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第12話「9回」
(脚本:黒田洋介、コンテ・演出:水島努、作監:小木曽伸吾/新垣一成/小田嶋瞳)
主人公の負け試合をこれほどまでに残酷かつ
美しく爽やかに描いたアニメを私は知らない。
Aパートの三橋の成長振りにも目頭が熱くなりますが、
後半の展開がまた凄いんですよね。結果が分かっていても
最後の西広の打席には手に汗握らずにはいられません。
・君に届け 15話「ライバル」
(脚本:金春智子、コンテ・演出:中村章子、作監:西位輝実)
キミトドの中ではこれが一番好きですね。
平野綾さん演じるくるみの魅力が凝縮されたエピソード。
今までうざいと思っていてもあの告白シーンでやられた人は多いはず。
・刀語 第7話「悪刀 鐚」
(脚本:上江洲誠、コンテ・演出・作監:田中基樹)
七実姉ちゃんとの宿命の対決。水墨画のようなタッチがとにかく格好いい。
他にもゲーム画面演出みたいな遊びを入れたりと挑戦的な回だったのだけど
姉弟での殺し合いというドラマの方も丁寧に追っていて感動させられた。
後、Cパートのあれはズルイよなあ。
・探偵オペラ ミルキィホームズ 第3話「棺桶の恐怖」
(脚本:國澤真理子、コンテ・演出:湖山禎崇、作監:滝本祥子)
4話、6話も捨てがたいけど個人的には3話を推したい。
シャロは天然、ネロは外道、コーデリアはヨゴレ、エリーはエロいという
各キャラの個性が一番バランス良く出ている回だと思う。
・バカとテストと召喚獣 第9話「キスとバストとポニーテール」
(脚本:高山カツヒコ、コンテ:細田直人、演出:吉本毅、作監:渡辺亜彩美)
細田直人コンテ回。細田さんは作画も凄いけどコンテも上手いと思う。
とにかく間の取り方というかテンポが自分好み。
当時の感想でも書いてるけど、翔子が無言で雄二にスタンガン食らわせる
シーンの切り方とか、明久の家の前でのやり取りが特に好き。
・けいおん!! 第14話「夏期講習!」
(脚本:花田十輝、コンテ・演出:米田光良、作監:門脇未来)
これは完全に私の趣味です。
りっちゃんが可愛い、ムギが可愛い。他に何が要るというんだい。
・四畳半神話大系 第11話「四畳半紀の終わり」
(脚本:上田誠、コンテ・演出:湯浅政明、作監:伊東伸高)
ラストの私が走り出してからのテンションがやばい。
まさに「今まで積み重ねてきた伏線が全て一つに繋がる快感」を味わえる回。
OP、EDの入れ替えすら意味をもった演出にしてしまう湯浅監督の手腕に脱帽。
・パンティー&ストッキングwithガーターベルト
第11話「悪魔のような女たち」
(脚本・演出:大塚雅彦、コンテ:今石洋之、作監:錦織敦史 )
デイモン姉妹登場回ですね。
監督自らのコンテという事でとにかく格好いいカットが満載。
特にデイモン姉妹が階段から下りてくる所とか凄く好きだなあ。
後、3Dと作画を上手く融合させたアクションシーンは
今後のアニメーションの新しい方向性を感じさせます。
次点はB型H系の最終話とか、ハトプリのサンシャイン誕生回とかかな。
パッと浮かんだものを書いたので日をおいて選べばまた違う結果になりそう。