魔法少女まどか☆マギカ 第2話「それはとっても嬉しいなって」 感想
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「なんで、私たちなのかな・・。」
魔法少女になって叶えてもらう願いが中々思いつかないまどかとさやか。
しかし、願いを叶えてもらう為に魔法少女になるという構図は
裏を返せば願いを叶えてもらわなければ魔法少女なんてやる人間がいないと
言っているようなもので、そもそもどこかイビツなんですよね。
普通の子供向け作品なら、魔法少女は憧れの存在で
願いなんか叶えてもらわなくても一度はなってみたいものでしょう。
理由があるとしても自分のためと言うよりかは
誰かを助けたい、守りたいという感情で動く場合がほとんどでしょう。
事実、まどかは今回でそう思ってますね。
自分が魔法少女になった時の衣装を描いてワクワクしたり、
危うく自殺するところだった女性を助けたマミを見て
自分もああなれたらいいなと考えています。
ただ、暗い闇が見え隠れするこの作品に於いては、
そんな少女の純粋な感情も、どこか現実味がない
危ういものとして映ってしまうのが興味深い。
やはりキュウベエとマミは別の思惑があって二人を勧誘してるのでしょうか。
バトルの方はさっそく実際の魔女が登場。
魔女って人間と同じような姿をしているのかと思ったら
異空間に出てくる他の化物と大差ない姿だったのがちょっと意外。
マミのマスケット銃による乱射など、
アクション自体は格好よかったのだけど、
敵がことばが通じない相手だとすると、
ドラマの盛り上がりに欠けるかなあという気もするな。
まあこの辺は敵の正体も二転三転しそうですから
しばらくは観続けてみないとなんとも言えませんが。