true tears 第11話 「あなたが好きなのは私じゃない」


前回「全部ちゃんとするから」と格好良く決めたものの
結局ちゃんとしたのは眞一郎ではなく比呂美の方でした。
おいおい、頼むぜ主人公。まあ一応自覚はあるみたいだし
最後にはやってくれると信じてますけど。
乃絵
こんなに辛い地上にいても仕方ないと地べたを連れて海に向かう乃絵。
いつの間にか飛ぶという行為が、
飛翔から逃避に変わっているのが見ていて辛い。
どうしても絵本のBADENDが頭をよぎる訳ですが、
まさかの自殺ENDは勘弁してくれよ。
絶望の海に沈んだ乃絵を救ってあげられるとしたら、やはり眞一郎しか
いないんだろうけど、乃絵の恋心に応えてあげる事はできないんだよな。
一体どうやって決着をつけるつもりなんだろう。
比呂美ルートを先に確定させることで、
逆に展開が読めなくなっているのは上手いなあ。
愛ちゃんと三代吉
えええええええ!?
この二人の復縁は望んでいた展開ではあるのですが、
えらく過程をすっ飛ばされてる気がして何か素直に喜べない感じです。
前回「解放された」とまで言っていたのに、この変わりよう。
一体あれから愛ちゃんの身にどんな心境の変化があったんだ?
言い方悪いがこれでは眞一郎と上手くいかないと悟った愛ちゃんが
身近にいる安パイの三代吉で妥協したようにしか見えず
あんまり良い印象ではないんですが・・。
三代吉が良いやつだから助かったものの、
愛ちゃんの行動は一歩間違えば眞一郎と三代吉の友情まで
ぶち壊してしまった可能性もあった事にちゃんと気づいているのかね。
確かにこの二人の話は本筋とは違うので、
あんまり時間を割いていられないのかもしれないですが、
もうちょっと丁寧にやって欲しかった気もするなあ。