ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~ 第12話「過去には二通りある」 感想


撲滅委員会の三人が記憶の迷宮で遭難しかける話。
モルテがトッピーを投げるシーンはやけに作画が凝ってたけど、
あれは3話で絵コンテと言われた事に対するリベンジなんだろうか。
獣人と人間の争う世界に翻弄され、
家族を全て失ってしまったというモルテの過去は
割と予想通りの内容だったんだけど、実際に見ると
真綾さんの泣き演技が上手いだけにちょっとクるものあったなあ。
まあその裏ではトッピーが女の子ナンパしてて笑ったが。
キリエは会った事のないモルテ弟の記憶を見てたけど
あれはどうもデストラクト・コードの記憶っぽい感じ。
本物のキリエは死んでた赤髪の方で、今のキリエは
デストラクト・コードが作り出したコピーみたいな物なんだろうか。
ただ、それだと最終的にキリエが消えちゃいそうなので
ここまで緩い雰囲気でやってきたこの作品のラストにはちょっと
合わないような気もするが、さて最終話はどう纏めてくるんでしょう。