喰霊-零- 第6話 「美敵(うつくしのてき)」 感想


あああ、そうかー神楽の方なのか-。
2話で敵になってる印象が強いから、どうしても黄泉の方に
何か不幸が起きるんじゃないかという先入観があったんだけど、
神楽が人に取り憑いた悪霊は切れないというのは4話でもあったし
仲の良さそうなクラスメイトの描写とかも
ちゃんと今までに伏線は張られてるんだよなあ。
普通の人には悪霊の姿は見えないという根本の設定を
こういう形で再提示してくるのも上手いなあ。
1話に出てた三途川の再登場に加えて霊獣や殺生石の話など、
次々と物語のピースが揃ってきてる感覚も楽しいし、
黒幕的なポジションになるかと思われた冥が
あっさりやられてしまうというサプライズも面白いです。
やまびこ戦での刀のを利用した跳躍アクションや
緊張感とエロスで魅せるラストのホラーシーンなど
今週は作画演出面でもかなり力が入っていて見所満載でした。