喰霊-零- 第9話 「罪螺旋-つみのらせん-」 感想


うおおおおお!そうくるのかー!
この作品では今まで何度も同じような思いを味わされてきましたが、
今回も見事に騙されましたよ!ちくしょー!
てっきり黄泉は前回で三途河に殺されて
殺生石を無理やり埋め込まれたのかと思ったのですが、
まさかギリギリ生かしといた上で更なる絶望を与えて
黄泉自身に殺生石を選ばせる展開に持っていくとは!
本当にスタッフはドSを通り越して鬼畜だな!(超褒め言葉です)
黄泉が死んで悪霊になったのではなく
まだ生きている状態で殺生石を埋め込まれたというのも
後々神楽が黄泉を殺すか迷う時に重要になってくるんでしょうね。
いやー本当に展開に無駄が無いなあ。
絶望した黄泉に三途河が殺生石を埋め込んでいくシーンは
エロスと汚されていく背徳感の描写が本気過ぎて興奮した。
視聴者サービスでとりあえず入れとけというエロではなく
あのシーンはエロい事にちゃんと意味があるのが良いよね。
今までは神楽を待って笑顔で振り返ってたEDの黄泉が
そのまま立ち止まらずに去っていってしまうという演出も
気が利いてて最後まで素晴らしかったです。