屍姫 赫 第12話 「夜明け」 感想


「笑ってくれ、眞姫那・・。
そしたら、この地獄のような場所から
お前を救えたんだって思えるからさ。」
今回はかなり良かった。景世の死とオーリへの契約譲渡の話。
今まで散々伏線を張ってたのでシナリオとして意外性は無かったが
契約僧と屍姫の宿命と絆を真っ向から描いていて非常に見応えのある内容。
特にマキナが景世の最後に向けて笑顔を必死で作るシーンの表情演技が
素晴らしかったなあ。途中でいったん崩れかけるのが泣かせる。
マキナの慟哭を見てしまったオーリがその場では泣けずに
作り置きの誕生日シチューを見て初めて景世の死を実感するという
時間差の泣きスイッチ演出も上手かったと思う。
戦闘シーンに関しては、序盤のまるでパンツはいてないかのような
サービスアクションもかなり楽しかったのだが
マキナが覚醒してから屍を素手でフルボッコにする激しいアクションの所が
感情と動きがシンクロした壮絶な仕上がりで圧倒されっぱなしだった。