獣の奏者エリン 第1話「緑の目のエリン」 感想


「テニスの王子様」や「韋駄天翔」の浜名孝行監督が
プロダクションI.G×NHKで上橋菜穂子の小説「獣の奏者」をアニメ化。
上橋菜穂子さんの作品は「精霊の守り人」に続いて2作目のアニメ化ですね。
ちなみに私は原作未読です。
獣と心を通じ合わせることのできるエリンという少女が、その才能故に
王国の勢力争いに巻き込まれ、波乱万丈な人生を送る・・という話らしい。
1話では闘蛇(トウダ)と呼ばれる戦争用の獣によって成り立っている世界観と
村で闘蛇の医者として暮らしているソヨンとその娘エリンの
生活の説明に終始していた印象。まだまだ話が動き出すのはこれからか。
ちなみにエリンの声は星井七瀬で声優初挑戦という事らしいが
普通に上手くてちょっと驚いた。
演出的には、闘蛇の戦闘シーンが急に
絵本のようなタッチになるのが面白かったが、
それ以外は基本真面目に子供向けアニメを作ってる感じだったなあ。
ナレーションの入り方とか古き良き名作アニメを見てるような
雰囲気でちょっと懐かしかったよ。
映像的には「精霊の守り人」ほどに作画や美術が目立って良い訳でも
なかったけど、全50話の長丁場なのでこれは仕方ないのかな。