RIDE BACK -ライドバック- 第1話「深紅の鉄馬」 感想


世界は変わる。それは劇的なほど、突然に――。
いやーあんまり注目してなかったんだけど面白いね!これ。
今の所、新番組の中では一番好きかな。
月刊IKKIで今年の1月まで連載されていたという原作コミックは未読。
1話としては最初の優雅なバレエシーンや
美麗な桜吹雪の映像なんかも印象的だったのだが
やはり、ライドバックに乗ってからのスピード感と開放感が圧巻だったなあ。
主人公の驚きと興奮が観ててダイレクトに伝わってきましたよ。
怪我の為、自分の思い通りに体を動かせなくなった主人公の少女が
ライドバックと呼ばれるマシンと出会う事によって、
前以上の動きを取り戻していく姿は実に爽快で感動的でした。
キャラデザ的にはクセの強い独特の顔立ちではあるけど
映像全般としては流石マッドハウスという感じでレベルが高い。
特にライドバックの走行シーンは地味に凄い事やってるのではないだろうか。
マクロスのような戦闘機型のメカや
ラインバレルのようなロボット型のメカとは違って、
今回のバイク型のデザインは、乗った状態で操縦者が丸見えの為、
人物の2D部分とメカの3D部分のすり合わせ作業が
かなり大変になってくると思うのだが、回り込みとか
バレエのターンとか凝った動きがバンバン入ってきて驚かされたなあ。
ストーリー的には純粋なレース物になるのか
戦争バトル展開に突入するのかまだよくわからないんだけど、
個人的には今回のような爽やかな話を希望したいかな。
ひとまずは期待の視聴継続。