キャシャーン Sins 15話 「死神ドゥーン」 感想


「死ねない・・この手に何かを掴むまでは・・」
ディオとの戦いの後、荒野を彷徨うドゥーンとキャシャーンが出会う話。
壮絶だなあ・・。キャシャーンへの復讐心を糧にして
生き永らえているかに見えたドゥーンが、
闘いの末に本当の目的を思い出すシーンは感動的。
ボロボロの体になって這いつくばりながらも
必死に前へ進んでいくドゥーンの姿は美しく見えましたよ。
絵コンテ、演出は山内監督自ら、作監はキャラデザの馬越さん。
美術は相変わらず高レベルで安定してて感心。
今回は最初の青の大地、リンゴが駆ける草原の緑、
ラスト夕焼けの赤といった鮮やかな色彩が印象的でした。
リューズ
キャシャーンに対するギスギスした雰囲気も無くなり
もう完全に仲間になったと言って良さそうですね。
今まであまり見せなかった優しい表情は魅力的。
それだけに滅びが進行しているかのような描写が気になります。