機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第17話 「散りゆく光の中で」 感想


今週はかなり密度の濃い回。30分があっという間でした。
まずはメメントモリの照射を食い止め、六万人の命を救うため
沙慈と刹那を乗せたダブルオーガンダムがトランザム発動!
レーザービームを外したように見せて、実は成層圏までぶち抜く
特大ビームサーベルでぶった切るという流れが熱かった。
軌道エレベータが崩壊していく様も
不謹慎ながらそのスケールのでかさに圧倒されましたよ。
そして被害を最小限に抑える為に今まで争っていた勢力同士が
力を合わせていくという展開は燃えざるを得ない。
だが、このように殺し合いをしている敵同士でさえも
有事の際には分かり合えるという事を示しつつ、
その後に親子という最も近い間柄であるはずの二人がわずかな
きっかけですれ違っていく様をみせるのはなんとも皮肉で悲しい・・。
どんなに責められようと決して言い訳をせず、
息子が爆発に巻き込まれないように気遣うセルゲイ大佐は本物の漢だな。
アンドレイの立場には多少同情の余地は有るものの
やっぱり心情的には腹が立って仕方ないですよ。
金髪デブの方は自分の罪を理解して行動してる分
まだ割り切れる気持ちもあるんだけど、
アンドレイは自分が正義だと思ってるだけに性質が悪いですよね。
まあ彼もいずれその罪の重さに立ち向かなければならないと
思うので、その時を楽しみに待ちたいと思います。